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昨日、今日の出来事ー2006夏。その2に変えて [介護と日常]

今年の夏に精いっぱいの哀惜を込めて別れを宣言したのに、昨日今日の暑さはいったい何なのだ。空の高さと光の透明度を除けば昼も夜もこの蒸し暑さは、真夏そのもの。いささかげんなりした。「2006年夏-その2」は没。予定を変えて、日常雑記に。

昨日、妻を歯医者に連れて行った。これで、痛んだ歯の抜歯は終わり。抜歯後は歯茎の傷跡を縫った。来週の木曜日に抜糸して、後は歯茎が固まるのを待って新しい入れ歯をつくることになる。顔右半分の擦り傷は、驚くべき速度で回復し、かさぶたはほぼとれ、ピンク色のきれいな肌となった。だけど以前の入れ歯は使えないので見る影もない。
病院から帰ってくると、すぐに妻を横にならせて高知の田舎からやってくる友人を迎えるための準備を始める。ほんとはどこかに出かけるのが手っ取り早くて良いのだが、今回は息子と甥っ子に11月に行う地元のイベントに陶器を展示しないかという嬉しいお誘いが主要な用事。魚類は出せない。かなり良い魚を仕入れてもこの高知から来る友人達と隠岐の人は京都の魚を美味しいと言ったことがない。高知の友人達が京都の魚に感心しないのは、おそらく想像だが日本海の魚の味になじめないのだろうと踏んでいる。隠岐の人が美味しくないというのはただただ、鮮度の違いということであろう。
そこで考えたのは、イタリアンもどきの料理。チーズの盛り合わせや、生ハム、オリーブオイルやハーブの香りを効かせたもので、地元ではあまり馴染みがないだろうと押しつけることで、ごまかす作戦。メイン料理はトリッパ。ハチノスをトマトソースで煮込んだ大衆料理。一昨日の夜から下ごしらえをしていたので後は煮込むだけ。
アンティパストは、生ハム、チーズの盛り合わせ、アンチョビ入りのオリーブ、ドライトマト、スモークサーモン、ソーセージなど。買ってきたものにちょっと手をかけるだけだから楽ちん。生ハムはイタリアのものではなくスペインのもの。これは好物なので常備している。セコンドにはペンネのアマトリチャーナ、ラビオリ(明治屋仕入れ)にはバジルソースを使ってみた。バジルソースは自家製。トマト味にはペコリーノをたっぷりおろしてまぶしかける。
6時半頃やってきた友人は田舎寿司と「土佐宇宙酒」、サツマイモ、栗それにブシュカンを持ってきてくれた。友人には事前に「ブシュカン」が欲しいと頼んでおいた。このブシュカンの事を知らなかった。なかなかいさんがブログに書いていたので気になっていたものだ。漢字では「佛手柑」と書くそうで、スダチとはまた違うのだそうだ。友人を待ち受けていた我々はこの「田舎寿司」に大感激。兄と甥っ子を含めて総勢五名。鎮痛剤を飲んで寝ている妻を横目に12時頃まで久々の宴会を楽しんだ。

本日。新聞に仕事場横の登り窯跡の説明会があるという。この登り窯跡は史跡というよりむしろ私の感覚では庭。お隣さんや妻がいろんな花や木を植えたり、がらくたを一時置いておいたり日常的に使用していたところ。結婚してまだここで生活していた頃、登り窯はまだその原形を残していた。ところが子供達が窯の中を遊び場にし始めて、崩れると危険だからと屋根の部分を崩して子供達が中に入れないようにしたのだった。昨年ここに発掘にやってきたのが立命館大学文学部考古学コースの面々。女房も一緒に散歩がてら現地説明会に行ってみた。普段はほとんど人が来ないような路地奥の窯跡に、一般の人も含めて人だかり。教授の説明は面白かったけど

「今回の調査の意義について
1.京焼き窯跡の窯本体を初めて発掘したこと
2.関西で初めての現代考古学の発掘調査
3.科学陶器に対する初めての考古学的研究
いろんな意味で初めての調査であり、多様な分野にまたがった「基礎研究のはじまり」と言えます」ー京都市五条坂 道仙科学製陶所跡 知られざる京焼き・化学陶器窯跡の発掘調査ー現地説明会資料より抜粋。
は、ちょっと手前みそ過ぎるなあと感じた。ただし、我々の生活の中で消費され、廃棄されようとしてきた場所が新たな風景として目の前に現れたとき、一種の生々しさと、若干の後ろめたさをもたらしたことは事実である。

路地奥の我が家(現在住んでいる家ではない。窯と仕事場。二階は事務所)の横の窯跡に人だかり。

発掘を指揮した木立立命館大学教授が皆に説明をする。

窯跡から出てきた化学陶器。
  

説明の後、皆が発掘された窯跡に入って見学。

右上に見える壁が我が家。ここの工房の跡地に二件並びで住宅が建てられ、長女が五歳、長男が二歳の時に移り住んだ。


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練習菌

こりゃまた趣の無い陶器が出て来ましたねえ。
京大に納めていた業者の窯だったんだろうか。
磁器に近いのもあるみたいなので、登り窯が必要だったのかな?
by 練習菌 (2006-09-10 01:59) 

miyata

練習菌さん、こんばんは。道仙というのは由緒ある(それなりに)陶家だったんですよ。初代は1789年から。舎密機械を製造し始めたのは明治8年から。五条の表通りからどんつきまで道仙の所有地で、路地の長屋は全部そこの職人さん達の家、社宅だったんですね。アメリカとかにずいぶん輸出されていたらしい。ゴリゴリ粉末にする皿とか棒はなんていいましたっけ?蒸発皿?ああいうのは道仙のものでないと駄目だというぐらい評価されていたらしいです。化学陶器は全部磁器ですね。化学磁器ともいいます。ここの焼成技術の根っ子がやがて京セラとか村田辺りのベンチャーに繋がっているんだと説明の先生は言っておられましたね。で、その先の根っ子に京焼きの技術というものが、つまり五条坂の陶器の技術があるんだということになるのでしょうか。
私はちょっと異論があって、質問をしましたけど。つまり、根っ子は確かにあるかもしれないけど化学陶磁器の焼成技術の過渡的な姿なんじゃないかと。ああ、そういう見方もあるかもしれないと言ってましたけどね。
by miyata (2006-09-10 02:46) 

練習菌

ほおほお、世界的に有名な陶工の窯だったんですね。
すり鉢とすり棒は「乳鉢」、「乳棒」といいますね。
乳化するまでするんでしょうね。
こういうのはスカスカに焼くわけにいかないし、
あとは材料の純度を究めて行くと、ファインセラミックに
行き着くのでしょうねえ。京セラの稲盛さんは元は碍子の会社に
居たそうですね。
by 練習菌 (2006-09-10 10:13) 

honnoridesu

歴史のある登り窯だったのですね。
それにしても、いっぱいの人ですね。 大騒ぎですね。
こんなでは、日常生活にも影響が出てきそうですね。
こういう状態だと奥様の気持ちは安定できるかしら?と、ちょっと心配になりました。
もしかしたら、自分の得意分野?だから張り切って良い影響がでるかな? そうだったらいいな^^

それにしても、miyataさんシェフのようです♪
by honnoridesu (2006-09-10 12:00) 

miyata

練習菌さん、こんにちは。道仙は、もとうちの大家さん。長屋全体の大家さんでもあるのですが、最近になって長屋を除いて、表通りからこの窯跡まで売却したんですね。窯跡は放置されていてもうずっとうちも含む長屋の人達の生活空間でもあったわけです。今でも元道仙の職人だった人も住んでいたりする。それが突然この窯跡は京都の文化遺産になりうるなんて言い始めたものだから、長屋自体は穏やかではないんです。もともと化学磁器は五条坂では異質といえば異質。地元の人は道仙にそれほど思い入れがあるようには思えない。静かな路地の生活が慌ただしく乱されるようになり、ちょっときな臭い雰囲気が漂っています(笑)。
by miyata (2006-09-10 12:18) 

miyata

ほんのりさん、こんにちは。
ええ、もう大騒ぎです(笑)。女房は、今ここには住んでいないし仕事も出来ない状態なのであまり影響があるとは思えないのですが、毎日ここで作陶に励む息子は発掘の学生達が平気でこちらの仕事場空間に立ち入るので最初はえらい怒ってました。長屋の人達もそうですね。それで慌てて教授が長屋やうちに謝罪と挨拶に来て、長屋の人達は順序が違うと怒り、うちの息子は教授と仲良くなってました(笑)。さて、ここはどうなるんでしょうね。

8日は、にわかシェフを努めさせていただきました(^^ゞ
by miyata (2006-09-10 12:29) 

イタリアンは本格的ですね!!ハチノスをトマトソースで煮込んだ大衆料理なんて作れないですよ~。すごい。
化学陶器(これは正確には磁器の方ですかね)はブフナー漏斗(濾過するやつ)ですね。仕事場でおなじみのものです。こんなのも、発掘されちゃうんですね。
by (2006-09-10 17:02) 

左膳

本当に凄い人出ですね…
もしこの釜跡が、京都の文化遺産になったら色々な制約が出てくるのではないですか?
by 左膳 (2006-09-10 18:38) 

miyata

タケノコさん、こんばんは。
タケノコさんのお仕事はそっち方面なんですね。
イタリア風の料理は、私的にはとても簡単、シンプルでごまかせます。エッと驚くほどしょっぱい塩加減でゆでるパスタ、そんなに使うの?というオリーブオイル、香ばしさが香るほどのガーリック、後はトマトにハーブというところでしょうか(笑)。昨夜はハーブが余っていたので、海の幸のリゾットをつくりました。だけど、わが家の基本は普通の日本食です。
by miyata (2006-09-10 21:06) 

miyata

左善さん、こんばんは。
>京都の文化遺産になったら
これはあり得ません。ここが窯を閉じたのが昭和37年ですから。それに、舎密機械類の保存はここで出てくるよりもっともっときちんとされているはずです。登り窯では安定的に製品を供給するのが難しく、かつコストがかかったから、自然淘汰されたのだと思います。ただ、確かに登り窯でこういう製品を作っていたという逆の意味での驚きと興味はありますけど。
問題は、この現代考古学の発掘という学問的な大義名分を突破口に、再開発計画が背後で進行していることです。もちろん、発掘した学術チームにはなんの責任もありません。ただ、意図することなく先兵になったということです。この窯跡、及び長屋に関しては長屋の住人が手をつけさせませんでした。しかし、売却した途端にこの路地に生活とは違う目的の人達が無遠慮に踏み込んできたのですが、路地及び長屋の住人は売却先が親類であることはとっくに知っているわけです。長屋の人達も年老いてきました。タイミング的にも既成事実を積み重ねて、路地の昔ながらの生活風景を根こそぎ変えてしまう良い時期に来たということなんでしょう。
わが家と長屋の住人達とは根本的に利害が違います。借家人と持ち家の違いです。難しい立場で事態の推移に巻き込まれそうです。心情的には朽ち果てるまで路地と長屋の日常を守るという(なんの発展性もないんですけど)住人の保守性にシンパシーを感じています。
by miyata (2006-09-10 21:30) 

練習菌

教授は窯跡しか興味ない(見えない?)ので、他をうろうろしないが、
発掘現場を見に来るような物好きな一般人は、
好奇心を抑えられずに、あちこち覗いてしまうんでしょうねえ。
専門馬鹿もそうやって他の事に心を砕かなければならなくなるでしね?
Ω\ζ゜)チーン
by 練習菌 (2006-09-11 12:18) 

シマリス

本当に、miyataシェフとお呼びしたいくらい!
アンティパスト、セコンドこれは2番目という事ですが、トリッパ、そしてリゾットですか?
私の作ったことのない物ばかり、パスタとかピザくらいは作っていましたが・・・
オシャレで、ビックリです!
ブシュカン・・・早速調べてしまった。これはmiyataさんもご存じなかったのですね。興味あります!
by シマリス (2006-09-11 12:31) 

miyata

練習菌さん、こんにちは。
物事を考えたりやったりすることで難しいのは、意図してないにもかかわらず何か別の動きのお先棒を結果的に担いでしまうということですね。
今回面白かったのは、出土物の中にうちの女房のものがあったんです。多分、窯の瓦礫の上に花壇をつくっていたときに鉢の代わりにしたものだと思うんですが、いかにも昭和37年以前のもののように、渋くて多分一番良かったんじゃないかな(笑)。
by miyata (2006-09-11 13:49) 

miyata

シマリスさん、こんにちは。
そんな風にいわれると、おへそでお茶を沸かしそうになります(笑)。
あまりイメージをふくらませないでください。あくまでもむさ苦しい男料理ですから。そんなレベルの料理ということです。
パスタは麺を自分でつくることもあります。最近やってないのですが、それなりに美味しいです。でも、多分うどんやそばの方が圧倒的に難しく手間がかかると思います。これをつくる人達を尊敬します。
人様にお見せするものではないということであまり料理のことは触れなかったのですが、ブシュカンについては、インプレッションさせていただこうと思ってます(^^)。
by miyata (2006-09-11 13:58) 

Silvermac

miyataさんはオールラウンドですね。料理、文才そして博学ですね。写真から状況がよく分かります。佛手柑は、私たちが子供の頃までは一般家庭でよく使われていました。なぜか、今は珍しい存在、というよりは知らない人もいるようです。
by Silvermac (2006-09-11 19:38) 

tomoko

へ~イタリア料理すごいね、で、器は?デシモーネかな?
私も京都で魚たべるならイタリア料理の方がいいね。
N子さん良くなって本当に良かったね、義弟の奥さんも良く転んでたけど、足がちゃんと上がってないから転ぶんだね、私も頚椎の傷害から右が麻痺した事があって其の時良く転んでた。
今は良くなって来たけど、是からどうなるか分からないね・・・・
ちゃんと歩けるうちに京都に行ってイタリア料理をごちそうになろうかな。あのぼろっちい登り窯もどんな文化遺産になったのかそれも確かめたいしね。ヾ(=^▽^=)ノ
by tomoko (2006-09-11 22:47) 

miyata

SilverMacさん、こんばんは。
そういわれると、穴に入りたくなります。好奇心は旺盛ですが何事も中途半端で、この年になってみるとそれがコンプレックスになりつつあります(苦笑)。
ブシュカン、やはり、私は知りませんでした。持ってきてくれた友人に聞くと、田舎(奈半利)でも今時はなかなか手に入らないとのこと。こんな話を拾ってきてくれました。ブシュカンの花粉を柚子が受粉すると、甘くなってゆの酢にならないらしくて、ブシュカンを柚子から遠ざけたそうです。ですから、田舎ではもうほとんど木がないそうです。
今日、なかなかないさんに習って酢の物に使ってみました。酸味もきつくなくて、いやあ、実に上品な美味しい酢の物になりました。
by miyata (2006-09-12 03:30) 

miyata

ともちゃん、こんばんは。
あ〜、もうからかわないでよ。イタリア料理なんて書かなきゃ良かったな(笑)。
京都に来たら、ちゃんと美味しいイタリアレストランにご招待しますよ。いや、でもやっぱり京懐石だな。近所に最近ちょっと評判の料理屋があるんですよ。こぢんまりとしてるけど、なかなか味も良いと思いますね。
デシモーネって懐かしい名前。全然使ってないです。女房が、絵は面白い面もあるけど焼き物として駄目という評価で、水屋の奥の方で眠ってます。うちで大活躍の和風洋食器は、女房がイタリアンシェフから頼まれて試験的に創った鼠志野のパスタ皿です。これが、とにかく便利な皿で煮物でも、パスタでも、カレーでも何でもござれ食器になってます(笑)。
早くおいでよ、京都に。
by miyata (2006-09-12 03:42) 

すごいところが近くにある
ワクワクして拝見しました
by (2006-09-12 20:17) 

miyata

なかなかいさん、こんにちは。
近所にいると見慣れた風景なので、なんとも思わないのですが、見慣れないと価値ある遺跡に見えちゃうでしょうね。でも、安芸市にある内原野の登り窯の方が史跡としては価値があると思いますよ、きっと。
by miyata (2006-09-13 12:41) 

練習菌

よくみると、あちこちに息子さんが〜〜(^m^)プププ
by 練習菌 (2006-09-13 18:29) 

miyata

練習菌さん、こんばんは。
甥っ子が今工業試験場に通っていますが、器の考古学的な考察に魅入られて、暇があると中京区や下京区の建築現場に入らせてもらって古い陶片を拾い、試験場で年代考察や釉薬などを調べてます。その影響を受けてか息子も休みの日に朝早くから一緒に陶片を探しに行くことしばしばです。ですから、わりあいこういう事は好きなんでしょう。ちなみに甥っ子はすでにこの教授の研究室に直接出入りしたりしてます。先生のチームの分厚い研究発表論文集を頂きました(笑)。どうも甥っ子は陶芸の道よりもこっち方面に進みそうな予感が。
by miyata (2006-09-13 19:18) 

練習菌

古陶の世界はすごいらしいですねえ。贋作もいろいろあるとか。
偽物にオリジナルの糸底をくっつけるとか。
蛍光X線分析とかで各部分の組成を調べると見破れるだろうけど〜
by 練習菌 (2006-09-14 00:00) 

miyata

偽物か本物かを問うこと自体が無意味なのかもしれません。日本の陶器は元をただせば全てが写しといって良いのではないでしょうか。本物であっても誰かが偽物だと云えば偽物になるし、偽物でも誰かが本物だと云えば本物になる。困るのは投機目的で買った人だけです。日本の国宝の中に所謂「写し」と言われるものが本物であるとして東京の国立博物館に所蔵されている事を私は知っています。でもそれは「本物」なのです。良い器は、もって良し、見て良し、使って良し。それが一番ですね(∩.∩)。
by miyata (2006-09-14 00:26) 

練習菌

ウンウン、器は使ってこそですものねえ。
本人が満足なら、真贋なんて関係ない。
「ギャラリーフェイク」という漫画にも、そういうポリシーがあるみたい。
by 練習菌 (2006-09-14 14:16) 

サタン

初めてコメントさせて頂きます。
左膳さんの所からきました。

私は平素妻の介護を受けて生活しております。
女性が男性を介護するのも大変でしょうが
その逆をされているご様子。
言葉もありません。
頑張ってくださいとしかいえない自分にもどかしさを感じます。
by サタン (2006-09-15 17:04) 

練習菌

今日、グーグルアースを入れて、あちこち見てました。
例のお勧めの土の場所、開発されて地形が変わっているみたい。
もう手に入らんかもしれんなあ。(-人-)ナームー...
しかし、そこだけとりわけ地面の色が白いけど。
by 練習菌 (2006-09-16 01:52) 

miyata

サタンさん、こんばんは。初めまして。ようこそいらっしゃいました。
怖いお顔ですが、悲しみも隠されておられるのですね。
介護は正直言いますと、けっして楽しいものでもなく肉体的にもきつい時はありますが、今は別に義務感とか自己犠牲とか責任感とかからずいぶん(完全にと言い切れないのは不徳の致すところではありますが)解放されて、それなりに充実した世界ではあるなと思っております。介護される側の立場に立てば、やはりそうとうきついのだろうなとお察しします。介護をする側、される側は最終的な了解は不可能かもしれませんが、違う領域で「お互い」と云いうる領域の関係構築は可能ではなかろうかと思うこのごろです。サタンさん同様、ストレートにエールを返せないもどかしさを感じます。が、私はすでにさしたる未来も描けない年齢に達しましたが、希望は見失わないように、希望で現実を糊塗しないように、静かに朽ち果てようと思います。これも何かの縁。これからもよろしくお願いします。
by miyata (2006-09-17 02:11) 

miyata

練習菌さん、こんばんは。
グーグルアースってすごいですね。我が家まで見えてます。白い土って、どんな焼け具合になるんでしょうね。緑色の土はもう無くなってしまったのでしょうか。って、私は陶器は完全に門外漢ということを忘れてました(^^ゞ
by miyata (2006-09-17 02:15) 

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