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夢の話 [介護と日常]

今朝短い間に見た夢が気になったので書きとめておく。
妻が6時くらいに話しかけてくる。「今日絶対にしなくてはいけないこと」寝ぼけ眼で応対する。トイレに行く。ご飯を食べる。洗濯をして、外に行こう。とかを話していてまた寝てしまう。

この応対から目覚める間のわずかな時間に病気論だ!みたいな夢を見る。なんだか自分が科学者か哲学者になったような探求が始まる。人や自然が超大型の地球規模のよくわからない機械でスキャニングされていく。見ろ!病気とは全部自然の変化なのだと。一人が病気になると周囲を観察しろ。人や自然の木々や花を観察しろ。そこでは人も木々も花も等しい自然の要素に過ぎない。ペストを思い出せ。ペストは伝染病ではない。発生したその地域の変化なのだ。鳥インフルエンザも同様だ。宿主が地域を渡る。宿主とは全ての生物なのだ。そこである地域の風土に触れる。宿主に変化が起きる。病気が起こるのだ。その変化はその地域の空気や水や樹や花に等しく起こっている自然の環境なのだ。病気も人と同じ等しい環境であり自然なのだ。我々が語る個人に現れた病気は単純に人の問題であり人の物語なのだ。だから人の問題と病気の自然とを切り分けろ。
だんだん、夢の中で語る声が自分を離れ威厳に満ちた隅々に届くような声になっていく。
やばいなあ。これって夢だけどまるで宗教で、疑科学の話しと同じなんじゃないか。福岡伸一の本に出てたことと同じような話でもあるな。いきなりペストなんて何故出てきたんだろう。どこかの記事で読んだっけか。昔読んだ小説の中身はとっくに思い出せない。
夢の中でもがいているうちに、また起こされる。
「あんた今日はよく寝てるね」目が覚めて起きる。
6時50分だった。 吸い口に水を入れて妻に渡す。一口飲んでちょっと蒸せてから残りを飲み干して「あー、おいしい。ありがと」と妻はいった。昨日から水をたくさん飲ませているが尿はほとんど出ていない。前回の時と同じ。昨日よりましになっている。と、ここまでを書いてどこから夢なのか夢を創作した話なのか自分でもわからなくなった。

昨日妻は一日中ベッドの中だった。夜8時になってようやく食事をしてまたすぐに寝た。寝ている間中何度も水を飲ませた。その度に「あーおいしい」といってからすぐに目を閉じて寝息を立てた。この暑さにまたからだがびっくりしているようだ。無理に起こさない。洗濯や仕事の整理をしていた。
8日は私の通院日だった。血糖値は良好。なにも問題なし。前回の記事に書いた症状のことを伝えると医師は様子や時間を慎重に聞き書きしていて、どうやらほぼ間違いなく低血糖であろうということだった。血糖値が正常範囲におさまる辺りで薬を服用しているとわりあい起こる症状らしい。薬を少し減らすことになったが、完全に止めるのではなくて低血糖様の症状が出るようなら飲まないという自己管理。
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タケノコ

いや~一昨日くらいから、暑いですね。
桜から一気に、アジサイか向日葵って勢いですね。
奥様は一時期のハイテンションとはうって変わって、ベットの中ですか。
この気候には、健常な方でもまいってしまうことでしょう。
低血糖の件はたいへんでしたね。医師にも相談されて、自己管理もしっかりされていますね。
by タケノコ (2009-04-11 18:01) 

うしさん

夢の話でいいなあと思います
私は幼児を連れて学生でした
そのときの同級生が57歳
全国から集まっての同窓会が決まりました。

思い起こしてみますと当時の私の年齢に娘がなっています。
自分に厳しすぎるというDNAが歯がゆいです。
夜間の研究会などは保育園で子どもを向かえてつれて参加しました。

今回はなんと外国のお客さん45歳の女性を連れて参加させていただきます。
不思議な因縁のようなものを感じます。
by うしさん (2009-04-11 18:27) 

miyata

タケノコさん、こんばんは。
本当にこれは暑すぎますね。私の住んでいるところは26度だったようですが、体感的にはもう30度近いという感じでした。
妻はハイテンション転じてベッドの住人です(笑)。それでも今日は朝から起きてきて少し復活しました。でも散歩に誘っても行く気が全然ありませんでしたね。
低血糖を経験しましたから、今度は大丈夫だと思います。ブドウ糖を忘れたときには甘いジュース(液体)を飲めとアドバイスされました。
by miyata (2009-04-11 18:53) 

miyata

うしさん、こんばんは。
苦学生という言葉は私の年代でもけっこう実感を伴ったものでしたが、うしさんのお話は、「戦後」を感じますね。そして輝かしい「昭和」の香りがします。私は京都に出てきて都会育ちと田舎との洒落にならない生活体験の差を知って驚いたことがあります。それと「外人」が普通にいる街の風景にも驚きました。うしさんの家が国際色豊かなのに不思議な感じがします。それこそ私の田舎で外人が姿を現したら「大事件」だったのではないでしょうか(笑)。
by miyata (2009-04-11 19:02) 

kuri_cat

なんだか一気に夏日になってきましたね。春眠暁を覚えずじゃないですが、安定していない気がして疲れが抜けません。
奥様もこの気候の変動に身体が追いつかないのかもしれませんね。
無理をさせない優しい対応に『キュン』としてしまいました。(*´▽`*)えへ

しかしよく夢の中の内容覚えてますね。私σ(=^‥^=)なんか目が覚めたらすぐに忘れちゃいます。ヾ(--;)ぉぃぉぃ
by kuri_cat (2009-04-11 19:22) 

Allora

夢というのは潜在意識が顕現するようで・・・
私なども寝ながら考え事をしてるような、否それは夢なのか、判然としない事がよくあります。
夢の中で普通に歩いていて、あれ?歩けないはずなのに、車椅子はどこかなとか、現実と願望がいりまじっていて、それが夢の夢たる所以なのでしょうね。
by Allora (2009-04-11 22:26) 

hana

こんばんは。
今日の夕方に夫と買い物に行ったのですが、子供達はもう半そでのTシャツ姿でした。
私も、この変化についていけていません。
まだタートルのカットソーの上にジャージを羽織って行ってしまいました。

奥様のご様子が気になります。
動かないでいると、あっという間に脚が弱ってしまいます。
明日はお散歩へ行けますように。

私の夢も、願望が強くて・・・以前のように、普通に歩いているのです。
by hana (2009-04-11 23:21) 

miyata

kuriさん、おはようございます。
そうなんです。なんだか眠くて寝るのに熟睡感がありませんで、微妙に頭がボウーッとして疲れが抜けません。今頃になってクシャミと鼻水が出てきてやはり一昨年から気になっていた花粉症が決定的です(T.T)

夢はやはりほとんど忘れてしまいます。この夢は覚えておきたいと思いつつメモを取らないと徐々に消え失せていきます。今回、起きてすぐ日記に書き込んでからコピーしたのですが、夢そのものかどうかは疑わしいですね。こんな雰囲気だった事を目覚めた意識で書いているような気もします。
by miyata (2009-04-12 07:39) 

miyata

Alloraさん、おはようございます。
夢が願望を表しているとしたら、この夢はなんだったんでしょう。科学者や哲学者のようにというのはたぶん目覚めてから考えた形容詞です。とにかく一生懸命自問自答していた感じでした。
>普通に歩いている
歩けないことが心を抑圧しているんでしょうね。普段どうやって心のバランスを取っているのか知ることも大事なんでしょうね。夢はそういうメッセージを教えてくれるのかもしれません。
by miyata (2009-04-12 07:50) 

miyata

hanaさん、おはようございます。
私も長袖の下着にフリースの上着、それにジャケットを着て外に出て買い物から帰ってくると茹で蛸のようになりました。慌てて全部脱いでシャワーを浴び、七分袖のTシャツに着替えました。ついでにコーデュロイのズボンも脱いで洗濯機に放り込み、薄手の綿パンに履き替えました。

昨日は起きだしてきまして、家の中をウロウロし始めました。笑い話もあるのです。朝ご飯の支度をしているとき、自分のやることを探しているようなので娘を起こしてと頼みましたところ、女房は娘の部屋に行き「私はそこで転けたから足が痛いので早く起きて」と言ったそうで、娘は慌てて起きて心配そうに一緒に下りてきました。それが嘘だったことを知り「やられた〜」と大笑いでした。夕方は少し涼しくなって外に出ました。足下がちょっとおぼつかないのですぐに戻りましたが。

願望というより、それは抑圧なのかもしれません。
by miyata (2009-04-12 08:01) 

SilverMac

急激に暑くなりましたね。体がついていきません。桜を堪能しました。(^_^)
by SilverMac (2009-04-12 17:24) 

miyata

SilverMacさん、こんにちは。
ほんとに暑いですね。お体大事になさって下さい。
by miyata (2009-04-12 17:27) 

yakko

お早うございます。
4日滋賀県は肌寒く、8日姫路は朝ちょっと寒く、帰宅したら昨日の
昼間の陽差しは皮膚に痛かったです(^。^)
行く先々で満開の桜を堪能しました。
奥様のこと、私もちょっと心配です・・・
by yakko (2009-04-13 09:55) 

miyata

yakkoさん、こんにちは。
桜を追いかけるような旅だったようですね。土佐の陽光が想像できました。
妻は昨年五月の連休時にもこういう症状になりました。その頃が丁度今のような気温だったように思います。
身体の自律系が少し壊れて弱くなっているので外的な変化のストレスにとても弱いのですね。それがまあステロイド剤の投与にも繋がっていたのですが。ベッドに寝ながらも適度に水分を摂り、動こうという意欲が見えた時にはそれを最大限引き出すというようにしています。ずっと横にいながら出来ることといえば本を読むくらいしかできません。だけどあまりにも非生産的なので一昨日から一生懸命洗濯をしています(笑)。
by miyata (2009-04-13 10:28) 

練習菌

含蓄の有る壮大な夢でしたねえ。
まるでガイア理論みたいに〜
そして人の病気も予定調和みたいなものだと〜?
「医原病」みたいなこともあるわけだし、やたらに病に逆らわず、受入れる態度も
大切だって事なのかな?
「インフルエンザ脳症」の話を読み返していて、ちょっと薬害に過敏になっているかもなあ?わたし。

奥様の尿量が少ないのは、ちょっと気になりますね。
by 練習菌 (2009-04-13 13:46) 

miyata

練習菌さん、おはようございます。
へんな夢でしたねえ。受け入れる態度というより、なんか病気は病気の自然、つまりガン細胞はガン細胞にとっての自然であるということでしてそれがすごく印象に残って起きてすぐに書きとめたのですが、ディテールはもう思い出せないです。続きを見たらそういうこちらの態度まで探求できたかもしれないですね。

>奥様の尿量が少ないのは、ちょっと気になりますね。
本日は診察日なので、よく調べてもらいます。
by miyata (2009-04-14 08:00) 

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