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初歩的な問題として [介護と日常]

今年の夏は凶暴だ。さすがに洗濯物がよく乾くなぞと喜んでばかりはいられない。下手をするとこちらものみ込まれそうだ。
一週間24時間連続の点滴が終わった妻だが、一気に回復したわけではない。やっぱり調子が悪い。元気がないし、朝には熱が上がる。それでも、デイケアと往診してもらっている診療所が連動しているので週一回のデイケアには復帰した。だが一週間の安静で体力ががた落ちとなり、階段の昇降がますます困難になってきた。今日帰宅してきたとき、階段はヘルパーさん二人が抱えて上がってくれた。当然、私も抱えるつもりだったが「まかせてください!」と言われてお願いしたが、二人のヘルパーさん最後には「ウグァ!」と声が出て思わず手を出しかけたがキリッとした顔で拒否された。細腕なのにすごいけど、無理すると腰を痛めてしまうよ。妻は何ともいえない情けなさと不安が混じったような顔をしながら階段の上にいる私の方を見ていた。ま、一度脱水になるとすぐに回復するような年ではないということもわかった。送迎の大変さを思うと気が引けるが逆に来月から週二回の通所の提案をデイケアの主任から受けてお願いすることにした。どうしても家に閉じこもらざるを得ない状況を心配してくれている。こういう介入には感謝したい。
床ずれの心配はベッドのマット交換、車椅子用のクッション導入でどうやら回避できたようだ(今のところ)。新たなレンタル品を契約すると、担当者会議が必要だということで、退院月から数えて三回目の担当者会議が開かれた。ケアマネさんをはさんでケアマネさんではない現場サイドからのいろんな提案をしていただけたことがうれしい。

満年齢が65歳を迎えたことと、身障1級の手帳が交付されたことで今までとは天国と地獄ほどの制度的な補助が受けられるようになった。
私が仕事をしていない、つまり市民税非課税世帯であることが交付の条件をすべて満たしているというわけである。身障1級の手帳を受け取りにいったとき、医療費全額控除となる「福祉医療費受給者証」を渡された。続いて市バス・地下鉄などの公共交通機関の全額免除か、タクシー初乗り区間料金免除かを選択できるというのでタクシーチケットを選んだ。仮に市バスや地下鉄を選ぶと介助者も無料となる。その他、車にかかる税金や高速道路料金などの減免がある。

続いて、ヘルパーさんから教えてもらって申請したのが介護用品の現物支給だ。これは要介護4以上の在宅介護で、市民税非課税世帯もしくは生活保護を受けている家族が受給資格要件で、これもすんなり審査を通過した。窓口で綴りになっているクーポン券を年間先渡しでまとめて渡してくれる。指定業者のカタログに載っている介護用品を電話で注文すると、自宅まで配達してくれる。さらに、申込が必要だが有料のゴミ袋を50枚支給してくれた。

※これにはちょっとした後日談がある。ヘルパーさんが「え?ケアマネさんから全然聞いてませんか?」というから全然聞いてないと答えた。するとすぐにケアマネさんが来て、ようするにその時ちょうど介護認定更新審査がかかっていたのだが、要介護4のままになるか3に下がるかのボーダーライン上にあるので伝えられなかったと言い訳した。これには私もちょっと焦った。要介護3になると返さなければならないわけですぐに窓口に問い合わせをした。答は認定審査中は前年度の認定が適用されるので、もし要介護度が下がった時点でクーポン券やタクシーチケットを返していただければよいというので(つまり支給決定日に遡っての返還はないということ)、胸をなで下ろした。 認定基準について少しだけ触れると、それはとても不思議というか理不尽だと思った。日常生活においては介助すべきことがほぼ全域にわたるようになっているのに、逆に介護度が下がる場合があるとはどういうことなのだろう。ケアマネさんの説明では、同居家族がいて公的サービスの度合いが減る場合はそうなることがあるという。しかし、この説明はおかしいと思う。だれかが公的サービスの度合いを判断して減らしているわけであって、減らされている方の負担は上がる。つまり、プラマイ0の基準を状況判断としてどちらに振るかだけの極めて恣意的な判断が優先されるということになる。その判断の合理的な背景は説明を求めると、きっとそれなりにあるだろうが、制度の原則・認定の厳密な基準は、「ぶっちゃけて言えば、そういうものはない」ということを専門家が言っているに等しい。やはり、要介護者の状態そのものが判断基準になるべきだと思う。 またこんなこともあった。妻が点滴を受けている間、訪問看護センターから訪問看護を受けていたが、ケアマネさんが「これ、介護保険のサービスを使いますか」と言ってきた。なんのことかと問うと、ようするに介護保険を使うと費用負担が発生する。これなどは、どういう真意でそういうことを言ってくるのかよくわからない。伝えることには意味があるのかもしれないが、緊急の事態で看てもらっているときにわざわざ費用負担が発生することを言ってくる意味があるのかどうか。むしろケアマネさんからみて、今後の介護の状況から定期的な訪問看護による体調管理が必要と認められるならばそれを提案してくれれば良いだけではないか。これは、さらに医療を取りあげるということを暗に示しているのだろうか。謎だ。医療制度や福祉、介護保険に関することをきちんと調べていないのであまり突っ込んだことは書けないが、この辺りのことを自分なりにまとめておく必要を感じている。ただ、福祉全般と社会制度との関連、法や医療、精神医療の問題も関わってくるので、ここまで範囲が広がるとほとんどお手上げでまとめるといっても自分をあてには出来ないのがくやしい。ー

さらにある。身障一級の場合、在宅介護には特別障害者手当というものがあって申請して審査に通ると月額にして26440円の手当が出るというのだ。これも窓口で申請しておいたら、すんなり認定された。
整理してみると、65歳以上、要介護4以上、身障手帳1級、在宅介護、市民税非課税世帯もしくは生活保護受給世帯では、

1.医療費全額免除(ただし、介護保険サービス利用料・文書料・入院時の差額ベッド代・食 費負担、往診などの実費は除く)→身障1級
2.特別障害者手当・月額26440円(京都市の場合)→身障1級(市民税非課税もしくは生活 保護受給世帯)
3.NHK受診料免除→身障1級(市民税非課税もしくは生活保護受給世帯)
4.家族介護用品給付 65歳以上、要介護4以上→介護保険(市民税非課税もしくは生活保護 受給世帯)
5.タクシー利用券→身障1級

以上が私の場合妻が満年齢65歳を超えてかつ身体障害者認定されたことで受けることになった公的制度による補助である。満足か不満足かを書きたいのではない。ほんとに驚いたのと同時に、大きな負担軽減と安心感が得られたのは事実だ。とくに医療費全額免除と介護用品給付には助けられている。この一ヶ月でこうした補助を受けられるようになったわけだが、まさに激変といってもよい変化だ。

このことがあって、逆に思ったのは介護が必要な障害や若年性の認知症に罹った人を抱えた家族がいかに尋常ではない状態に置かれてしまうかということだった。例えば定年前に世帯主が若年性認知症となり介護が必要となった場合ほぼ絶望的な状況となる。要介護認定を受けてもそのサービスを使う費用以上の収入を得ることはかなり難しい。今まで仮に年収800万円から1000万円くらい収入を得ているとしてそれがいきなり途絶えると考えると仮に障害者年金を受けられるようになっても年間90万円ていどの手当しか受けられない。保険料も前年度の収入によって決められるから退職した時点で大幅な支出が止められない。劇的な生活の縮小を想定しなければ生活が出来ないことになる。サラリーマンの方なら退職金や貯蓄の切り崩しによってこの急激な変化を和らげつつ適当な着地を目指すことになるだろうが、おおよそ一部の高所得者を除いてなんとか生活を維持できるのは長くて3年ぐらいだろう。

一方妻がそうなった場合はどうか。とあるメーカーに務めていた課長職の方の奥さんが妻と同じくくも膜下出血が原因で重度の認知症になられた。会社に事情を話して、残業と転勤の免除を申し出ていた。二年ほどは会社もそれを認めてくれていたが転勤命令が出た。離職せざるを得なくなった。家のローンは退職金で完済し、貯蓄を切り崩しながら介護を続けていたが約二年でそれが尽き、現在介護サービスを使いながら自身もヘルパーの資格をとって働いている。だが、手取り17万円ほどで奥さんにかかる介護サービスの支払が10万円はかかる。さいわい奥さんが障害年金2級を受け取れるようになったのでなんとか生活は維持できているが、まだ自分が年金受給年齢に達していないのでそれまではなにひとつ贅沢は出来ない。彼は住宅ローンなどが無いので(完済できたので)まだ恵まれている方だという。これは身につまされる話だった。それはそのまま私にあてはまるからだ。
さまざまなケースがあり仕事を続けられる人もあれば自営業の人なら仕事の自由度もサラリーマンよりあるという場合もある。しかし、職人さんや日雇いの給与生活の人たちではたちまち生活そのものが成り立たなくなる。悩めているうちはまだましだ。あるとき突然に土石流に押し流されてしまうように生活は崩壊する。おそらくそんなことに出会わないかぎり、「社会との関係」は見えてこない。それまでは利己的に生きていくのに必要な社会との関係だけが自分を構成している世界であり社会なのだということを思い知らされる。
介護保険が孕んでいる問題は、個別のサービスが有効か無効かという議論ではなく社会保障制度とセットで考えられなければならないだろうと自分なりには思うようになった。自己責任だという人もあろうが、それは言える立場の人が言うだけの(しかも声高に!)、溺れている人に石を投げつけるような意見だと思う。また、それを言いうる社会として今の社会が整備されているわけではない。そういう社会を実現してから言えと言いたい。

以前、少し関心を持って介護保険にあたったときに、介護保険制度の誕生について「措置から契約へ」というのがいかに大きな前進であったかという主張を読んだとき、少し違和感を持ったことを憶えている。その時この違和感について明確な輪郭を持てなかったが、今は少しだけ表すことが出来る気がする。この契約の主体はいわば「今(今後)の社会が想定する成熟した市民」を前提にしていると思う。そこには新たな市民形成をしようとする政治的な動機が含まれていたのではないか。たんに弱者にやさしい社会とかの主張の政治的対立ではなく、今までの大きな枠組みの中で「恩恵としての措置」を獲得していた層を解体し、新たな制度のもとに再編する役割を担っていたのではないか。私の推察が正しければ、この動きに対応する政治、経済動向の痕跡が見つかると思う。
現在介護保険制度は経済不況のあおりを受け、また発足当時から抱えていた問題が露出して迷走を続けているようだが、おそらく当面は当初の目論見を手放すことなく、現状を過渡期とみなして生き延びようとするはずだ。なぜなら、制度設計の動機、導入過程でそれは新たな管理体制を構築することであり、すでにその体制は強化の一途をたどっている。
それはきっと『ともだち的(20世紀少年からの思いつき・注1)』にはこうだ。「皆さんの幅広い意見を、また現場の方、専門家の方の意見を聞かせてください。我々はそれを真摯に受け止めてよりよい制度を造っていきます」と。しかも、それは「無いよりあった方が良い」という暴力的な説得力を持って君臨し続ける。介護保険は無くては困るが、社会保障とは連動せず、かつ介護者の就労の前提を保証もせず、医療からは切り離し、逆説的に家族の自由(皮肉である)に委ね、家族(から)の自由を奪う。この現状を訴えれば訴えるほど、要介護者、高齢者を棄民する口実は蓄積されていく。非実在の合法的な社会化である。もちろん!それを望んでいるのはあなた方なのだ、と。「現在の権力は禁止したりしない。許可することで強化される権力」と言ったのはMさんだが(大意)、まったくそうだと舌打ちが出るほど頷かされる。

とりあえず、この辺りの実感を初歩的な出発点として考えてみたい。

注1 「20世紀少年」は浦沢直樹の漫画である。たまたま映画となってそれがテレビでやっているのを知って引用したが、映画の方は観ていない。浦沢直樹は昔よく読んだ。「踊る警官」、「NASA」、「パイナップルARMY」、「MASTERキートン」とかは面白くて買ったが「MONSTER」や「20世紀少年」はよくわからなくてぜんぶは読んでいない。
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Silvermac

これまでご苦労されたのですから、良かったですね。有り難く享受しましょう。(^o^)
by Silvermac (2010-08-22 12:08) 

ほんのり

毎日暑い日が続いていてくたびれてしまいますね。
奥さま、まずは点滴がなくなって良かった。
後は、涼しくなるにつけて体力もついてくるかな?

本当に、福祉の制度は 色々利用者側が知っているのと知らないのでは大違いです。
丁寧に教えてくれる訳でないので、みんなこちらから申請しなければお役所は知らんぷりです。

当然受けられるサービスも知らなかったら、受けられないのです。
色々勉強すると得する事があるので、頑張って下さい。
私は、後期高齢者制度については、かなり分かってきたのですが、しょっちゅう変わるので、混乱してしまいます。

by ほんのり (2010-08-22 14:31) 

yakko

こんにちは。ほんとに良かったですね(*^_^*) うちも老々二人暮らしなので 二人が元気でいなければと痛感しました。
by yakko (2010-08-22 15:37) 

練習菌

うちのような場合、あっというまに症状が悪化して、介護申請とかが間に合わないというのも、なんだかなあ。
まあ、あっという間だったので、苦労らしい苦労をしてないけど~
でも、下手したら、自分で介護という最悪のパターンになってたかも~
by 練習菌 (2010-08-22 22:29) 

hana2009

miyataさん、こんばんは。
本当に毎日、身の置き所がないくらいに暑いですね。
健康な人でも倒れてしまうくらいなのですもの・・・

夫婦揃って健康である事が勿論、何よりなのですけれど。。。健康の大切さは、今頃になって大いに実感しております。
入院中から、もし私と夫が逆であったら・・・とは何度も考えた事でした。

リハ病院の入院患者は、圧倒的に男性が多かったです。その中で書かれているように定年前の50代・40代のご夫婦の場合、通院されている奥さん方の表情からはその時点ですでに疲れ切っている様子が見られました。

我家では、家のローンも子育てもとっくに終わって、夫婦二人だけであったこと。
退院後も、私が自分の事、ほとんどの家事が可能であったた事によって救われている部分が多いと思います。
もしそうでなければ何をしたって、どこへ行ったにしても金銭的なものはついてまわるのですもの。映画やドライブなどとお気楽な事をしている場合ではないでしょう。
介護保険にしても、1割の自己負担はあるのですから。

今はただ耐えるのみです。
暑さが落ち着いて、ディケアの通所で奥様にも体力が戻られますように。miyataさんご自身も、お気をつけてくださいませね。
by hana2009 (2010-08-22 23:00) 

miyata

SilverMacさん、こんばんは。
将来の、といっても無いようなものですけど(^^ゞ不安が少し小さくなりました。ただ、これらの制度がずっと続くとは考えられないので、ぬかりなく準備しておかなくてはと思っております。
by miyata (2010-08-23 03:03) 

miyata

ほんのりさん、こんばんは。
今年の暑さはほんとにこたえます。点滴が抜けた後なかなか回復しないものですから、とにかく水分の多い食事、果物、飲料に気をつかっています。昨日しっかりしていると思ったら、今日はまた元気なしとジェットコースター並みです(苦笑)。9月もかなり暑い日が続くようですのでせめて気温が35度を下回ってくれればと願うばかりです。

制度を活用するのはなかなか面倒ですね。知るのがそもそも大変ですものね。簡単に制度を利用することが出来るようになるだけで、社会はうんとよくなって進歩すると思うんですがねえ。
by miyata (2010-08-23 03:31) 

miyata

yakkoさん、こんばんは。
点滴が外れてやれやれです。ほんとにうかうか寝込んでなんかいられませんよね。でも、今回いろんな制度があることをヘルパーさんとかに教えてもらったので助かりました。この際してもらえることはなりふり構わずぜんぶ申請しました。すぐに認定してもらえてよかったです。
by miyata (2010-08-23 03:36) 

miyata

練習菌さん、こんばんは。
ほんとにねえ・・。生き死にというのはほんとにわからないものですね。
菌さんもちょっとは自分の体のことを心配した方がいいですよ。
by miyata (2010-08-23 03:42) 

miyata

hanaさん、こんばんは。
いやあ、今年の暑さにはさすがにまいりました。祇園祭の日に梅雨明けしてからずっと35度以上が続く夏なんて初めてです。9月に入ってもまだ続きそうだと言ってますからね。せめて30度くらいまで下がってくれたらうんと楽になるのですが。
身近に病気や死を何度も経験しながらも、自分がその身になってみないとわからないなんて、どうしようもなかったなとふり返って思います。私がもし妻と逆の立場だったらと私も考えることですが、意外と女房は素早く現実的に決断しただろうと思ったりします(苦笑)。まあ、私が徘徊したり問題行動を起こしたりしたらとても生活なんてどころではなかったと思います。その意味では私でなくてよかったです。
hanaさんも夏ばてなんかに負けませんように。お互い、気合いで乗りきりましょう!
by miyata (2010-08-23 03:59) 

miyata

chihiroさん、こんばんは。
ありがとうございます。乗馬良いですね!私もやってみたかったなあ。
by miyata (2010-08-23 04:10) 

にこにこ

miyataさん気兼ねなく受けてください!
かつて障害者手帳2級がただだったころ我が家も思いもかけないでつかせました。
審査中で支払いもとめられていました。
かんしゃでした。
by にこにこ (2010-08-23 19:35) 

タケノコ

京都も尋常な暑さではないようですね。
あちこちでゴーヤが良くできるはずです^^

身障1級ですと何かと免除、減額されるものも多いですね。
利用できるものは恩恵にあずかっております。(航空券、高速割引等)

うちは介護保険適用外ですので、身障者自立支援法の方のサービス利用ですが、当初より自己負担額もだいぶ下がってきましたので、助かっています。妻の収入がなくなったので、ほぼ1/2ですが、障害年金が出ていること、医療費は市負担(うちは市外の病院なので、申請でバックされます)、妻実家に居候しているので、家賃がない分救われています。
今は、海外出張とかも免除され、残業もほぼ免除に近いのですが、これから先どうなるかは不安です。

自立支援法の廃止・改正と介護保険等の統合など、どこまで議論されているのか・・・マスコミも与党のごたごたばかりでなく、しっかり伝えてほしいですね。仰るように世帯主、就労者が倒れた場合や、老々介護、介護職従事者の賃金の問題等、福祉分野は課題山積みのように思います。



by タケノコ (2010-08-23 21:43) 

miyata

にこにこさん、こんばんは。
はい。大変ありがたく受け取らせていただきます(^^)
by miyata (2010-08-24 03:45) 

miyata

タケノコさん、こんばんは。
そうか、ゴーヤは南の方の作物なんですよね。茄子とゴーヤだけが安いと感じるこの頃です(苦笑)。
自立支援法(これがそもそも評判が悪いんですよね)と介護保険との統合はとてもいやな予感がします。というか、きっと今までは悪い方向にしか向いていなくて、今度の総選挙の結果がどんな歯止めをかけられるのかでしょうね。こういうことはマスコミはほんとに伝えませんね。

by miyata (2010-08-24 04:12) 

Allora

制度の「恩恵」が受けられるようになってよかったですね。
あえて恩恵という言葉を使いましたが、これが普通にならなければいけないのでしょう。
書かれているように若年性認知症の方などは制度の谷間で、どうしょうもないですから。65まで待てたってね・・・

僕も医療費全額免除で、タクシー券を利用してます。年金の方は身障1級の額の支給を受けてますが、身障者としての認定は2級のままです。
年金の認定と身障の認定は、担当省庁が違うせいなのかなと思ってますが、いわゆるダブルスタンダードで、よう分からん部分です。

僕自身、福祉のことなど全く考えた事はなかったのですが、我が身の事とならないと、福祉・介護それに関する法的制度の事まで、考えませんよね。
by Allora (2010-08-24 22:21) 

miyata

Alloraさん、おはようございます。
恩恵という言葉はほんとにいろんなものを複雑に含んでいますね。まあ、私もこの「恩恵」を受けられて、ああ、十全ではないかもしれないが現状を救う制度は今のところ機能しているんだと思いました。
制度の谷間で避けられない現実を抱えた人は現在の社会ではほんとに大変ですね。それでも各制度がその谷間を埋めるように機能すれば相当程度解消できると思うのですけど、それがうまくいかないのが問題なのでしょうね。機能さえすれば、そうとう立派な社会に生きていると実感できると思うんですがねえ。で、何がその障害となっているのかというのが私にはさっぱりわけがわかりません。まったく見通しが悪い世の中です。
by miyata (2010-08-26 05:53) 

すず音

こんにちわ
今年の暑さには 参ってしまいますね。夏バテでしんどくて
いよいよ3日寝込みましたが 妹に喝を入れられています。
明日 病院に行ってきます。自治体や公共施設 ほとんど利用もしませんし、信用できません。離婚したときの 福祉の対応の悪さや
人の心や家庭の中をほじった挙句に 何も対応してくれない
そんなことの繰り返しです。今も精神科の母親の件も 前進していません。借金しても 家族で何とかしろよ 見たいな口調でした。これが
凹んだ原因かも知れませんね。散々税金払ってきたんですから
利用できるものはしたいと 誰でも思いますよ。社会は甘くはないですが
もっともっと大変な思いをしているご家庭も 五万とあるかも・・・
やれやれ 生かされているのは 何のためなんだろう???
by すず音 (2010-08-30 11:09) 

miyata

すず音さん、おはようございます。
今年の夏にはやせ我慢はやめときます。もうヘロヘロです。
いろんな社会制度は助けるためにあるのではなくて選別するためにあるのじゃないかと思ったこと、私も何度もあります。なにかがタイミングで引っかかると今度はいきなりドドドッてあれもあります、これもありますという感じで戸惑いました。こういうのってやっぱりどこか歪だなあと思います。
by miyata (2010-09-01 06:18) 

miyata

tasuchanさん、niceありがとうございます。
by miyata (2010-09-01 06:20) 

yakko

こんにちは。お越し戴きアリガトウございます。
9月になったというのに昼間の暑さはまだまだスゴいですね〜
夏バテなさいませんよう、お大事にお過ごし下さい。

by yakko (2010-09-02 15:58) 

miyata

yakkoさん、おはようございます。
暑いですねえ、トホホ。夜もずっと暑いままです。先日田舎の友人から届いたメールに寄りますと、高知も暑いようですねえ。いや、南国だから暑いのは当たり前なのでしょうが今年はちょっと違うようですね。クーラーがないと生きてけないと書いておりました。私はすでに少々夏ばて気味です。体調が悪いわけではないのに、気力がわきません。やはり、こうも毎日35度を超えてしまうと体もそうですが、心が折れますね。
by miyata (2010-09-03 06:18) 

yakko

こんばんは。お越し戴きアリガトウございます。
こちらは今頃 日中 33度なんですよ〜〜(;゜ロ゜) 明日の予報は34度 ! 京都も同じく暑いのでしょうね〜 お彼岸過ぎたら涼しくなると言っていますから信用することにしましょう〜
どうぞ くれぐれもご自愛下さいネ。奥様、お大事に !!
by yakko (2010-09-21 21:16) 

miyata

yakkoさん、こんばんは。
返事が遅くなってすみません。うっかり見逃していました。やっと涼しくなりましたね。今もちょっと半袖では寒いくらいですが、日中との気温差がけっこうこたえます。10月になるとまた暑くなるということですがほんとうでしょうか。あまり信じたくありません。
ようやく飲み物も冷やした麦茶から熱い緑茶に、アイスコーヒーからホットコーヒーがおいしく感じます。
by miyata (2010-09-26 00:50) 

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