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近況 [介護と日常]

気がつけば一月以上更新をしないばかりか、訪問もしていなかった。ご心配頂いた方々にはお礼とともにお詫びします。
一年に一回くらいこういう時期がやってくる。なにもかもが沈殿していくような気分を味わう。世の中が元気になると特にそういう気分に拍車がかかる傾向があるようだ。そんな私の気分とは関係なく、妻の格段に増えた言葉と豊になった感情表現はずぶずぶと沈んでいこうとする私に小枝をさしのべてくれる。
あっという間に一年が過ぎようとしている。昨年末からこの一年は厳しい一年だった。胸囲が2センチ弱大きくなった。秋口にTシャツがちょっと窮屈になったので太ったのかと思ったら、そうではなく大きくなっていたのだった。それに気づいた頃、左肘が壊れた。握っても捻っても力を入れても曲げ伸ばししても敏感に反応して痛みを告げる。病院で診てもらったが回復の兆しもない。いわゆるテニス肘というらしく、骨に突起ができて筋肉を刺激しているのだそうだ。生活の変化に適応できたところとできないところが共存しているというわけだ。
妻は9月からデイケアを週二回に増やした。以前のように送り出すのに一苦労というようなことはなくなった。いろんな拘りがなくなってすんなり出かけてくれる。それから二日に一回の入浴のうち、週二回ヘルパーさんが手伝いに来てくれている。最初はおそるおそるの入浴だったが、今では一人でもすんなりとまではいかないが、妻も私も慣れてきた。暑い間はシャワーだけだったが、10月からは浴室リフトを設置して浴槽に浸かれるようにもなった。
入浴介助のサービスは私が入浴させることが前提で、約一時間ヘルパーさんが来てくれる。それでも体を洗ったり、シャンプーをしてくれるのは全部ヘルパーさんでほんとうに助かっている。脱衣所から浴室への段差越え、下半身を洗う時の立位保持の時、浴槽に入るとき、出るときに浴室に入り手伝ってもらう。リフト操作は私の役目。ヘルパーさんにはとても良くしてもらっている。
デイケアの送迎も、二人がかりで階段を下ろしたり上げてくれる。出かける時間が近づき「さあ、あんたのお気に入りの若い子がそろそろ来るよ」と声をかけると妻はニヤリと笑って階段の踊り場にて迎えを待つ。車に乗り出発するときには行ってきますと手を振る。デイケアに出かけた後の時間は自分の時間で、最近はその時間ほとんどぐっすり寝ている。これでずいぶん体が楽になる。やはり普段は睡眠不足が深刻で、デイケアは私の貴重な休息(睡眠?)時間となっている。
食欲が戻り、退院時はガリガリに痩せていたが、だんだんふくよかな以前の体型に近づきつつある。嬉しい反面、左肘がべそをかきそうになる。

とりあえず、大ざっぱな近況報告です。元気でやってます。
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